リハビリ研究センターせんだいを選んだ理由は?
「回復期退院後、車のレバーシフトを空振りしてしまい左手で取りに行けない。食事の際、両手を上手く使えなくて、右手で箸を使うと左で持っている茶碗から味噌汁をこぼしてしまう。生きがいの車いじりやバイクいじりがうまく出来なくなってしまったなど、日常生活や趣味、仕事など、生きるすべての面で、病気前とカラダが違う感覚になっていました。周りの友人などからは、もう全然普通だべ、と言われていましたが、左腕がどこにいってしまったか分からなくなることもあったりしていたので、これが周りは気づいてくれない高次脳機能障がいなんだな、とにかくこのままじゃダメだ、と悩んでいました。ネットで自分の症状を検索していましたが、普通にリハビリしていても良くならないことを知り、保険外の自費リハビリを探していました。そんなとき、インスタでリハビリ研究センターせんだいを見つけ、料金の具合と、マンツーマンで専門的にリハビリを受けられる施設だったので、初回体験を受けることに決めたんです」
脳出血発症時のS様
どんなリハビリを受けましたか?
「初めは、一般的なリハビリの評価をしてもらいました。その後、目を閉じて左のカラダを感じるテストを受けた記憶があります。リハビリもやはり目をつぶった状態での課題が多かったですね。視覚を遮断した状態でのペグボードが自分にとっては一番きつかったように思います。あ、あと自分の場合は放射線状に張られたテープの上を左手でなぞる練習が難しかったです。右手では全く問題なく出来るんですけど、左手は常にずれていて、正直どこをなぞっているのかを解るまでに時間がかかりました。イメージしてから行う練習が多かったんですけど、頭の中に左手が出てこなかったりして、あぁだから左の動きが悪いんだなと、納得しました。今まで受けてきた病院でのリハビリとは全く違って発見も多かったので、頭の中はぐちゃぐちゃで大変でしたけど、良くなってゆく自分もいたので、楽しかったです」
どれくらい通いましたか?
「仙台市外から、週に1回90分を3年弱通いました。今は、月に1回のメンテナンスに通っています」
リハビリではどんな効果が出ましたか?
「とにかく不自然で、寝起きなんかは左手がどこにあるかわからない状態でした。車の運転であったシフトレバーを掴むときに出ていた空振りも全くなくなり、あんなに違和感があった左手の存在や動きが、ほぼ病気する前の状態に戻ってきました。その後は、カラダが良くなってくるに従って、高次脳機能障がい(自分の場合は半側空間無視及び注意障害)もほとんど日常生活する上で気にならないレベルになりました。今では好きなバイクいじりも問題なく出来ています!」
ご利用を考えている方へメッセージをお願いします
「リハビリ研究センターせんだいの櫛引先生は、親身になって自分に合ったリハビリを考えて考えて提供してくれます。そして、自分に出る反応などを診ながらリハビリの質を調整してくれます。高次脳機能障がいってある程度付き合っていかなきゃだめな障がいだと思ってたんですけど、良くなったんで、自分は信頼がおける先生だと思っています。フレンドリーでしっかり自分の感じたことなどを分析してくれるんで楽しくリハビリ出来て、効果も出るし、とにかく他の自費リハビリは受けてませんが、ここは他よりも低価格で、専門的な知識も豊富で、みんなここに来たら良いのにって思いますけどね笑」
S様、アンケートへのご協力、ありがとうございました!