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リハビリの間違った思い込み、していませんか?脳梗塞後の回復を妨げる5つの誤解

「リハビリしても意味がない?」

脳梗塞後のリハビリに関して、多くの方が誤解していることがあります。間違った認識を持っていると、せっかくの回復の可能性を逃してしまうかもしれません。

今回は、特に多くの方が信じてしまいがちな5つの誤解を取り上げ、お伝えします。これを読めば、退院後のリハビリ継続に対する考え方が変わるかもしれません。


誤解① 「リハビリは発症から180日までしか効果がない」

✅ 真実:何年経っても神経可塑性によって改善の可能性があります!

「脳梗塞後の回復は発症から180日が限界」という話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、これは誤解です。

脳には「神経可塑性(Neuroplasticity)」と呼ばれる能力があり、損傷を受けた部分を別の神経細胞が補うことができます。 研究によると、適切な運動療法や認知的リハビリテーションを継続することで、脳の異なる領域が新たに機能を担い始めることが確認されています(Kleim & Jones, 2008)。

実際に、「リハビリ研究センターせんだい」でも、発症から3年以上経った方が歩行能力を向上させたり、手の動きを取り戻した事例が多数あります。


誤解② 「痛みを我慢してリハビリしたほうが早く回復する」

✅ 真実:無理な負荷は逆効果!適切な方法が大切です。

「リハビリはつらくて当たり前」「痛みを我慢しなければ効果がない」と考えていませんか?

実は、過度な負荷をかけると、炎症反応が引き起こされ、筋肉や神経の回復を妨げる可能性があります(Biering-Sørensen et al., 2016)。

適切な負荷で継続的に取り組むことで、神経の再生や筋力の回復が促されます。そのため、自分に合ったリハビリ方法を見つけることが重要です。私たちは、手足からの情報をどのように脳に伝えられているか、処理されているのかを中心にリハビリをご提供しておりますので、「痛い」と感じるリハビリは行っておりません。


誤解③ 「リハビリは病院でやるもの。家ではできない」

✅ 真実:自宅でもできる高度なリハビリがあります!

病院や施設でのリハビリはとても大切ですが、実は日常生活の中にもリハビリのチャンスがたくさんあります。

例えば、

  • あなたは、椅子に腰かけているとします。右のおしりと、左のおしりで感じる座面からの情報は同じですか?おしりに体重がかかっていると感じる場所は右と左でどう異なりますか?など、ご自身のカラダに問いを出してみる。これは、おしりの感覚に注意をむけることで、脳に「どのような」情報が届いているかを知る機会になります。
  • 脳梗塞後のリハビリにとって、大切なことは「あなたのカラダの声に耳を傾けること」です。そうすることにより、過剰に「力み」が生じている方や、「力が入らなくて困っている」方にとって、「新しい行為」を学習するための準備が整い始めます。実は、それが出来るのは、セラピストではなく、あなた自身でしかありません。
  • 脳は、「知ろうとする」 「違いを探そうとする」ことで活性化することが分かっています。麻痺や高次脳機能障がいによって生じている「動きにくさ」や「不快感・不具合」を改善するには脳への直接的な介入が必要なのです。「脳への直接的な介入」と聞くと、なんだかとても高度なイメージがあるかもしれませんが、コツを知ることで、ご自宅でも可能なリハビリです。そのコツを伝えるのが、私たちセラピストの役割になるわけです。
  • 自費リハビリをご提供している「リハビリ研究センターせんだい」では、上記のような考えを元にして、皆様の状態や状況に合わせた「ご自宅でも出来るリハビリ」をプログラム致します

誤解④ 「マッサージをすれば動きが良くなる」

✅ 真実:マッサージだけでは脳梗塞後の根本的な改善にはつながりません。

マッサージは血流を促進し、一時的に筋肉のこわばりを和らげる効果があります。しかし、それだけでは脳の運動制御機能の回復にはつながりません(Wittenberg, 2010)。

リハビリでは、

  • 新しい動作や行為を学習する運動療法

を目指したアプローチが必要になります。マッサージを取り入れながらも、適切なリハビリを継続することが重要です。


誤解⑤ 「リハビリは一人で頑張るもの」

✅ 真実:家族や専門家と一緒に取り組むことで効果が高まります!

リハビリは、一人で頑張るものではありません。

ご家族の理解やサポートがあることで、

  • モチベーションを維持しやすくなる
  • 適切なリハビリ方法を選択しやすくなる
  • 生活の中でリハビリを取り入れやすくなる

といったメリットがあります。また、専門家と一緒に取り組むことで、より効果的なプログラムを実践できます。

「リハビリ研究センターせんだい」では、患者様だけでなく、ご家族へのサポートやアドバイスも行っています。


「リハビリの誤解を解決して、一歩踏み出しましょう!」

いかがでしたか?

「リハビリはもう遅い」 「痛みを我慢しないと意味がない」などの誤解は、回復のチャンスを遠ざける原因になってしまいます。

正しい知識を持ち、適切なリハビリを継続することが、より良い未来への第一歩 です。

🔹 「自分の場合はどうすればいい?」とお悩みの方へ

「リハビリ研究センターせんだい」では、お一人おひとりの状態に合わせた個別リハビリプログラム をご提案しています。

まずは無料相談で、あなたの状況や目標をお聞かせください!

✅ **無料相談・体験リハビリのお申し込みはこちら → **お問い合わせフォーム

あなたの回復を全力でサポートします!

2025.03.04