VOICE患者さまの声

感染症後の脳症後遺症  Sくん 未就学

リハビリ研究センターせんだいを選んだ理由は?

「息子は、3歳の頃、RSウィルスに感染し高熱が出ました。その後、容体が悪化し病院を受診したところ、医師から脳症を発症したと伝えられました。その時、何が何だかわからなくなってしまい、このまま息子はどうなってしまうんだろうと、悩んでも悩み切れない日々が続きました。色々調べれば調べるほど、不安は大きくなるばかりで、ただ、唯一の希望はリハビリだったんです。児童発達支援施設や月に1度の病院受診での状態確認、装具の作成、訪問リハビリを受けていました。あんなに元気でおしゃべりしていた息子が、しゃべれなくなり、首も座らなくなり、お座りも出来なくなってしまいました。半年経過してお座りが出来ないと、今後歩くことは難しい、ネットではそんな情報もありました。息子はそのお座りができないまま半年が経過していきました。もう歩くことは出来ないんだろうか、絶望的な気持ちになっていましたが、私たち親が諦めるわけにはいきません。どこか、専門的なリハビリを受けられるところはないか、必死で探しました。そんなとき、ネットでリハビリ研究センターせんだいのホームページを見つけたんです。障がいを抱えた息子のためにも旦那と仕事をし続けなければなりません。通えるのは、日曜日も営業している場所でした。リハビリ研究センターせんだいは、日曜日もやっていたため助かりました。初回体験を受けた際、脳症への理解やこれからどんな希望があり、そのためにどんなことをしていく必要があるのか、丁寧に熱くお話をしてくれました。少しでも良くなる可能性があるなら、ここでリハビリを受けてみよう、そう思いました。」

 

どんなリハビリを受けましたか?

「初めは、息子のカラダを入念に調べてくれました。今後、歩くことを目標にするならば、体幹を固定できる能力が必要だということで、お座りの練習から始まりました。通うごとに床に座れるようになってきました。その時は涙が出るほど嬉しかったです。その後は、椅子に座れるようになり、カラダが日に日にグラグラしないようになってきました。息子も、リハビリ研究センターせんだいのドアから入る時はニコニコして、あぁ楽しんだなと、ありがたいなと感じていました。数か月経過して、そろそろ立位の練習が出来そうですね、と言われた時は、ホントに嬉しくて嬉しくて。月に1度の状態確認でも、医師がどんどん良くなってきてるねと、これなら立位保持装置も必要だねと言ってくれました。ぐらぐらしていた立位も先生の介助なしで立てることも増えてきました。今は、介助は必要ですが、一歩づつ振り出すことも出来るようになり、期待感が大きく膨らんでいます!

どれくらい通いましたか?

「週に1回60分のリハビリを1年3ヵ月経過したところです」」

リハビリではどんな効果が出ましたか?

「さっきも伝えた通り、寝転んでいただけの息子がしっかり座れるようになり、寝た状態から起き上がって座ることも出来るようになりました。立位もどんどん安定してきています。介助で歩くことも何とか可能です。今は歩くための準備(体重を移動して一歩振り出す練習が中心です)をしてもらっています」

 

ご利用を考えている方へメッセージをお願いします

「リハビリ研究センターせんだいは、私たち両親の不安や悩み事、気持ちをしっかり理解して、受け止めてくれます。ほんとの意味で家族に寄り添って一緒に頑張ってくれます。息子も毎回先生に会うのを楽しみにしています。帰る時はしょんぼりしていて、それもまた可愛いですが。絶対に良くなります!なんていう甘い言葉はありませんが、いつも真剣に、どうやったら良くなるのか、どういうことが出来るようになれば、もっと可能性が拡がるのか、毎回お話してくれます。他に通っているお子様の実例などもお話してくれて、すごく安心しながらリハビリを受けられるのが、ここの特徴だと感じています」

Sくんのお母様、アンケートへのご協力、ありがとうございました!

2025.04.21